しいの木訪問看護ステーション中野

「巡礼日記」にみるグリーフワークとグリーフケア

私たちが在宅で看取りを行う際に大切なこととしてグリーフケアがあります。

 

グリーフケアとは、大切な人と死別した時に生じる悲嘆(グリーフ)と言われるさまざまな感情をケアすることです。

当ステーションでは、そのケアの一環として、亡くなった方の旅立ちのお仕度(エンゼルケア)や四十九日を目安にお悔やみのご連絡をしてご焼香に伺い、介護していた時のお気持ちだったり、今の心境についてのお話を伺います。また、1周忌を目安にお手紙を書いたりしています。

遺族の方が、最期の大事な時間を共に過ごしてきた私達に話すことで少しでもお気持ちを共有させていただければと思っています。

 

 

昨年の8月に、日本対がん協会会長の垣添忠生先生が「巡礼日記」という本を出版されました

 

奥様を亡くされてお遍路を通して、自らのグリーフ・ワークを実践された記録がつづられています。

立ち直りで必要なことは何ですか

という質問に対して、医療の延長線上にある問題だと言われているように、先生の場合は、専門的知識があるのでグリーフ・ワークという形で立ち直れましたが、一般の方の場合は、医療職の支援(グリーフケア)も必要です。

 

特に昔は周りに家族が居て自然と立ち直れましたが、現在は家族という大切な人間関係も希薄になっているので、死別後、残された人はより孤独になるため、なおさら地域全体での取り組みが必要になってくると考えます。

 

在宅での看取りに向き合う訪問看護ステーションの役割として、グリーフ・ワークを含めたグリーフケアを地域の中に充実させていきたいと思います。

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