しいの木訪問看護ステーション中野

2017年

7月

06日

足元から見つめなおすケア。

 小林麻央さんがお姉さんのマッサージを受けて、むくんだ足が、軽くなり、爪の血色も蘇えったと書かれていましたが、きっとお姉さんの思いもたくさん伝わっていたと思います。

 

 アロマオイルを使ったフットケア(メディカルアロマテラピー)は、しいの木中野ステーションの「ケアの柱」と言ってもよいほど、

患者さんの癒しとコミュニケーション・健康を高めるために行っています。

 

 病棟に居る時に「これ以上できる治療がない」と言われた方に対して「看護師として何ができるか」と考えたときにアロマで少しでも苦痛を和らげ、気を紛らわしたり、ここち良い時間と空間を与えられないかと思いました。

 

 アロマというと単純に良い香りのする癒し、という印象がありますが、

我々が行うアロマ(メディカルアロマテラピー)は、ケアの一環として行っているものです。

 

 足が整うと身体も整う。これは実際にやっている私たち自身も逆に教えられたことです。

 

 フットケアを続けていくことで、その効果を実感し、無くてはならないものだと思っています。

 

ナースにしかできないケアを、足元から見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

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2017年

4月

20日

町の中で集う場所

 

 最近、お寺が人々の「癒しの場」としての役割を果たすべく、今までと違って、写経の会を開いたり座禅体験を企画したりなど、積極的に地域の方との交流の場を設けるように変化しているというニュースを見ました。お寺の静寂と、どこか世俗から離れた異空間に心地よさを感じていた私としては、自分も利用したいと思う歓迎するニュースでした。お寺が、生きることと死ぬこと、両方に自然に向き合える場所なのではないかと考えた時、看護師もまた生と死に向き合う職業なので、どこか共通するものも感じ、もっとぼっ~とする時間を作ったり、身近に気軽に集える場所があったらいいのにと思いました。

 

320日の朝日新聞には、認知症にやさしい街になるために、図書館からつながる支援が紹介されていました。関連書籍をコーナーとして置き、専門スタッフによる「困りごと相談」を月に1回設けているということでした。私もよく図書館を利用するのですが、地域の中で立地的にも行きやすく、地域の情報も集約されています。お寺と同様に、図書館を運営する側がその役割を見直し、変化することで、もっと身近になるのではないかと思いました。世代を超えて老若男女が集える場所として、今ある地域の財産を有効活用できるとよいと思います。

 

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2017年

3月

16日

自分が望む最期を迎える

 

訪問看護で様々な人の人生の最期に関わる中で、忘れられない方がいます。

 

その方は、一人暮らしで身寄りもなく、がんの末期で病院にいましたが、最期は自分の家で最期を迎えたいという強い希望で、医師の反対を押し切って自宅に帰って来られました。その方の家のたたずまいから、人生を丁寧に、懸命に生きてきたことが私たちにも伝わってきました。すでにご自身がいつ逝ってもお住職に死後のことを御願いしていたため、自宅で療養する1か月余りの間にご住職さまが何度かきていらっしゃいました。

 訪問看護に伺う中で、商店街の賑やかさの中で格子戸を開けたその向こうに、戦後から強く生き抜いてこられた方の人生が、もうすぐ終わろうとしていることを、街を歩く方に知ってもらいたい、

 「今ここに、人生を終えようとしている方がここにいます。よかったら、“お疲れさまでした”と声をかけて見送って下さい!」

 と商店街を行きかう方々に叫びたくなったことがあります。

 死を迎えることが異空間で、日常から切り離されているような感覚がありました。もっと生活の延長線上に身近に人の死があってほしいと思いました。地域の人たちみんなで見送ることが出来たらこんな素敵なことはないのにと思いました。

 

 2月の大分合同新聞に、「看取り士」についての紹介記事がありました。

 初めて聞く名称で調べてみると、「日本看取り士会」での養成講座を受けて取得する資格というのがあることを知りました。

 看取り士会ではこれからの多死社会を見据えて、地域の中にエンゼルチームのようなボランティアをつくることが必要と提案しています。

 

 在宅での看取りに身近に関わる訪問看護師の立場として、地域で看取れる体制を作ることの重要性は強く感じていることで、「しいの木訪問看護ステーション中野」ではNPO法人としてコミュニティ作りに力を入れていきたいと考えています。

 

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2017年

2月

16日

お寺の多い中野区 認知症の改善や予防に写経がおすすめ

中野区には、関東大震災の影響もあって(震災後の移転で)意外とお寺が多くあります。


中野区のお寺一覧
http://www.tesshow.jp/nakano/temple_index.html

 

中野と言えば、新井薬師が有名ですが、しいの木訪問看護ステーション中野も同じ「新井」地区にあります。

普段忙しく走り回っているので、お寺の前を通るとき、ふっと呼び止められるように感じることがあります。

日本人にとって仏教は、「手を合わせる」とか、「お参り」など、なじみがあるものです

 

私も以前鎌倉に写経を書きに行ったことがありますが、写経は、認知症の改善や予防策として脳を活性化するのに効果があるとされています。

高歩院 (東京都中野区中央1-17-3)

保善寺 (東京都中野区上高田1-31-2)

などで写経ができるようです。


一度足を運んでみてはいかがでしょうか

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