私たちの思い

「しいの木訪問看護ステーション中野」開設への思い

私たちは、病気や障がいをもちながらも、その方の持っている力、持てる力が十分発揮されるケアを行っていきたい、その方が希望する時間と空間を大切にしながら、最期まで希望する場所でその人らしく過ごせるように、そのための支援を看護師として行っていきたいという思いで開設致しました。

「しいの木」は、中野区のシンボルツリーとなっていたことから命名しました。

地域に根付いた活動をしていきたい、地域の皆様と一緒に「地域創り」に貢献したいという思いが込められています。これは後から調べていく中で知ったのですが、「しいの木」の由来は、中野区上高田にある「東光寺」にあり(中野区公式HP:区内平和史跡案内)山の手大空襲(昭和20年5月25日)で焼夷弾を受けたしいの木は、焼けながらも根が生きていたため新しい芽が出て成長、大きな枝が朽ちた幹を支えていると紹介されています。
実際に伺って見ましたが、戦火を乗り越えて今の姿があると思うと、自然と運命を受け入れながらのあるべき姿に、感慨深く思いました。

上高田村の農民の菩提寺として創建されたそうで、村の方には身近なお寺だったことに「しいの木訪問看護ステーション中野」のこれからの目指す姿を重ねました。また、しいの木に生るドングリ「シイの実」は、太古の昔から動物が競って食べた貴重な実で、人々にとっても大切な栄養源となっていたそうです。

私たちも、沢山の実をつけて地域の栄養源となるよう成長していきたいと思います。

理念

私たちは、どのような状態にあっても、安心と希望をもって生活できるよう、心と技を尽くしたケアを提供いたします。

心得-行動指針

  • 私たちは、ナイチンゲールの看護理論(KOMI理論)に基づいたケアによって、病気や障がいをもちながらも、あなたの持っている力、持てる力を見極め活用し、自分らしく、希望する時間を送るためにはどうしたらよいかを、共に考え支援します。
  • 私たちは、一人一人が常に謙虚な気持ちで、内省と反省を繰り返し、質の高いケアが提供できるよう自己研鑽に励みます。
  • 私たちは、スタッフ一人ひとりが互いに尊重し合い、誇りとやりがいをもって人として成長を感じることのできる職場であり続けます。
  • 私たちは、生と死、健康、介護に向き合い「元気な地域、看取れる地域を創る」ために、地域住民や多職種連携の架け橋となり、地域貢献をしていきます。
  • 私たちは、支援を必要としている方の傍らに居て最期まで「生きる」ことを支援し、命が繋がっていくことを、次世代に引き継いでいける看護を目指します。

利用を考えている方へ

「できるだけ家で過ごしたい」「できることなら家で過ごさせてあげたい」
その気持ちを簡単にあきらめず、大切にしてほしい。
自分らしく生きることにもっと貪欲になってほしい。

年を重ねていく中で、病気や障がいと付き合いながらの生活を余儀なくされることも多くなります。これまでできていたことができなくなったり、誰かの手をかりなければ生活の流れが途絶えてしまうということも出てきます。

 

生きていくことへの不安、生活するうえでの悩み、人との関りの中での葛藤…

個を重んじる傾向にある現代において、私たち一人ひとりに「どう生き、どう生ききるのか」が問われています。

 

その時、あなたは今の現実をどう捉えますか。


逝き方を考える時

それは、自分だけのことではない、次世代に引き継がれるバトンです。

私たちは、最期の瞬間まで、生きることを支援します。

 

時代を超えて変わらない確かなもの、社会にとって最も価値ある重要なことは、「他者を思いやる」ことであり、悩み、喜び、悲しみ、笑い、考えることが、人らしさ」であり、人は人の中で成長していく、と考えた時、共に考え、悩むことなくしてはじまらない「看護」という仕事に、私たちは常に成長する機会を頂いていると、感謝しています。

 

私たちは、「訪問看護」という職業を通し、
人としての成長を感じることのできるステーションでありたいと思っています。

「医療」「介護」「福祉」を繋ぐ架け橋となり、「地域」と「人」を繋いでいきます。